理学療法士の半分フリーランス戦略!フリーランス要素は必要でしょ!

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。
ぼちぼち正社員理学療法士としての生活に戻る予定ですが、フリーランス要素は変わらず必要だなと思っています。
ということで、会社員×個人事業主の戦略についてまたしても語っていきましょう。
え?しつこいって?いえいえ、それだけ大事なことなんですよ。
決して、書くことが見つからなかったからではありませんよ、決して。
今の勤め先がいつまであるのか
どれだけ大きな企業だったとしても、一生安泰なんてのは幻なんですよね。
日本国内最大手の企業であるトヨタでさえも、終身雇用は難しいなんていう発言がでちゃうくらいですから、よっぽど無理なんでしょう。
そんな状況下にありながら、理学療法士が、自転車操業の保険診療だけでいつまでも食っていけるかって話ですよ。
たしかに、何の保証もないポッとでの自費診療サービスよりかは安定しているかもしれません。
業界からでれば、さらに厳しい状況にあるサービスもあるでしょうね。
それでも、やっぱり何も考えなしで乗り切れる仕事でもありません。
会社員であれば、常に考えておいた方がいいかもしれないです。
自分の組織がいつまで続くのかを。
その組織でいつまで生き残れるのかを。
自分が経営サイドに回ることができれば、組織に居続けることができるでしょう。
でも、いち社員として要職についていなければ、リストラのリスクはついて回ります。
会社という組織からBANされないためには、その組織にとって替えの効かない存在になっておく必要があるのです。
勤続年数だけ上がって給与が高い社員なんて、会社からしたらただの給料ドロボーですからね。
コスパが悪いんですよ。
理学療法士は経験年数がものをいうとは思いますが、それもどこまで信頼性があるのか疑わしいところです。
経験年数だけあっても、そこに理学療法士としての付加価値はあるのかって話です。
そりゃど新人と比べるとある程度は優遇されるでしょうけどね。
理学療法士という資格だけではノーバリュー
理学療法士は国家資格ですが、それだけでは個人としての差別化にはなりません。
資格だけでみると、介護業界では資格の効力はほぼないですし、医療業界でも締め付けがきつくなっていますよね。
やたら数値に厳しくなって、業務の負荷はジワジワ上がる一方です。
なのに、報酬は上がらないし、これからも上がる見込みは薄い。
なので、資格にプラスアルファの付加価値が必要なんです。
その付加価値を磨く手段のひとつが個人事業主として活動することなんですよ。
自分の趣味を事業にしてもよし、はやりのWeb系でお金を稼ぐもありでしょう。
なんにせよ、そういった挑戦の過程でいろいろ学ぶコトがあって、それが理学療法士としての付加価値に繋がり得るんです。
それこそ、パソコンに強いっていうだけでもかなりの付加価値といえます。
介護業界では理学療法士の配置義務はありません
なんで僕がここまで理学療法士の資格に無力感を抱いているかというと、配置義務が限られているということが理由にあるんです。
特に、介護業界では、理学療法士の居場所なんてありません。
訪問看護は理学療法士が大きな点数を稼げるビジネスモデルとして扱われがちですが、あれ、本来理学療法士がいなくても成り立つ仕事なんです。
理学療法士を雇うくらいなら、看護師を雇うほうが圧倒的に有利なんですよね、会社的に。
訪問看護において、リハビリは完全にオマケ的な存在です。
なので、全力でそのオマケの役割をやり遂げるんですよ。
オマケの存在ですから、多職種の人たちに偉そうな態度をとっていいはずがありません。
こういった関係性をまず自覚しておく必要があります。
介護業界において、理学療法士は圧倒的に弱者なんですよ。
屁理屈こねるだけの加算稼ぎ要員にならないためには、上手く関係性を作っていけるスキルを磨いておきましょう。
と、自分に言い聞かせているだけですからね。
フリーランスフルコミットは消耗する
会社員ではなく、個人事業主として自費でサービスを提供するという人もチラホラみかけます。
ネットでは「自費整体で月収100万円を達成したノウハウを伝授!」なんてうたい文句で情報商材を売り込んでいる人もみかけますが、まぁ大変なことでしょうね、個人で月収100万円。
そもそも、仕事がないです。
その仕事をとってくるだけの実績もないですしね。
Webライターでも人に語れるほどの実績なんてありませんし、クラウドソーシングのみでガッツリ稼ごうとしても疲労感しかありませんでした。
単価が低いし名前も残らない。
その過程で、自分の無価値さを思い知らされるんです。
しかも、段々案件数も単価も減ってきている印象があります。
クラウドワークスとサグーワークスを利用していますが、とてもわかりやすく単価が下がっていますし、案件も少ないですね。
プラチナライターの案件でも、最低文字単価1円を下回ってきました。
それだけ量産型テキストの需要が減ってきているんでしょう。
質の低い中身のない文章がザクザク淘汰されているんです。
反対に、ブログの文章みたいに筆者の温もりがあるテキストには価値が見いだされてもいいはず。
ただの希望です。
僕のライターとしての実績は、クラウドソーシングサイトの枠を出ない程度のものだったので、外注ライターとしての活動はかなり控えるようにしています。
単価の低い消費物を作っても、自分には何も残りませんからね。
でも、夢ばかり追ってブログばっかり書いていても生活できません。
なので、会社員になる必要があるんです。
マジで、僕みたいなにわか専業ライターは、消耗しかしませんよ。
脱サラした瞬間案件ほぼない、声もかからないっていう状況に置かれたときの絶望感、ハンパないっすよ。
おわりに:保証を受けながら自分の事業資産も作ろう
「脱社畜」っていうワードが一時流行り?ましたが、やっぱり堅実に生活を営むのであれば、会社員というステータスは捨てるべきではありません。
会社員は、やっぱりいろんな面で守られているんです。
実績も何もない個人事業主が虚勢を張ったところで、何も生み出しません。
保証を受けながら、多少の理不尽も飲み込みながら、地道に自分の資産を作っていくことが幸せな生活の近道なのかもしれません。
ということで、仕事頑張ろう!
-
前の記事
理学療法士の就活でアピールした実績【役に立つかは場所次第】 2019.06.26
-
次の記事
リハビリの営業で使えるかもしれないアイデアをしたためます 2019.06.28