IT系にジョブチェンジしようとして叩きのめされた話
亀の歩みの如く執筆しております。
プログラマーへの転職を目論んで求人に電話したりしていたのですが、ある会社に電話した際にいろいろ現実を叩きつけられました。
結果、心が折れたのでその時の出来事を書いていきます。
リハビリ介護から転職しようとしたが
僕が電話したのは、企業紹介会社です。
扱っている会社はIT系に限らず、介護やインフラ系など様々な業種でした。
そこで人事担当の人が対応してくれたのです。
僕「介護から未経験でプログラマーに転職を考えています。30代ですが、どうでしょうか」
担当「そうですか…ちなみに、転勤は可能ですか?」
僕「転勤ですか?難しいですね…」
担当「そうですか…申し訳ありませんが、その条件ではエントリーシートの段階で弾かれますね…」
こんな感じで即詰み。
そもそも地方には仕事がない
話はもう少し続きます。
担当「せっかくお電話頂きましたので、紹介会社からみたIT業界の状況をご説明します。最近未経験からの転職希望者が増えていますが、企業に必要とされている人材はあくまで経験者です。ユーチューブの影響なのでしょうかね?未経験でも転職できるというのがブームになっているように思います。ですが、現実は違います。まず、このコロナ渦により就職自体が厳しくなっています。加えて、IT系の企業案件は大都市圏に集中しており、地方にはほとんどないのが現状です。大企業への就職は困難を極めます。また、運良く大都市のベンチャー企業に就職できたとしても、その実態はかなりハードなものなので、かなりの覚悟が必要になるでしょう。例えば、12時間労働、徹夜は当たり前。それらを踏まえてどうされるかご検討頂ければと思います」
僕「あっ、はい。わかりました…いろいろ教えて下さりありがとうございました」
了。
いろいろ気になるところはありますが、地方に仕事がないという時点で詰んでます。
もうあんまし引っ越しにお金も時間もかけたくないんですよね。
もうね、こんな感じのモチベーションですよ。
超絶ブラック労働でも学ぶ覚悟があるか?僕にはないです!
話の中で言われたのが、残業、徹夜はあたり前とのこと。
いや、無理です。
フルタイム、ほぼ残業なし、土日祝日休みの労働に慣れてしまっているので、これはキツイ。
学ぶために家族との時間を犠牲にしようとは思えません。
理学療法士の、しかも今の職場での働き方は結構安定しています。
こんな甘えたこと言ってるからプチ起業ですら失敗するのよねって話ですが。
ほんと、同じ業界・職種でも全然働き心地が違うので驚きですよ。
おわりに:今、自分にできることを
ということで、IT系へジョブチェンジはモチベ的にも物理的にも無理ゲーだなと感じました。
あぁ、ゼロ円スクールに行ってプログラマーを目指していたあの日々が懐かしい…
まぁ、せっかく10年近くも働いた業界なんだし、もう少しこの業界とその周辺の知見を広めてみようかなと思います。
目の前だけをみて10年、これからは周辺もしっかりみつめて、自分のできることを増やしていくとしましょう。
IT業界への転職は失敗しましたが、自分なりにチャレンジできたのでよかったです。
ほんまに、ムリいって好き勝手させてくれた嫁ちゃんには感謝しかありませんね。
ありがたや。
これからも挑戦は続けていきますので、都度報告していきます。Fight!俺!
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