理学療法士なら再生医療の情報収集をしておいたほうがいいよ

どうも、脱サラ理学療法士のぼんぼりです。
介護業界から脱出してプログラマーへの転職を目論んでいます。
ちょっとトラブルでIT業界への転職が長引くかもしれませんが、ナメクジの歩みで少しずつ進めていきたいところです。
ちなみに、在宅でライター活動もちょこちょこしているのですが、今年に入ってからは自分のメディアでしかライティングしていません。
なんか、消費物を一生懸命作り上げるってのに虚しさを覚えてしまって、なかなか着手できなくなりました。
あと、プログラミング勉強に集中していたのも、ライティングが減った理由です。
たぶん、よほどいいタイミングでいい案件がないと、ライティングに取り組むことはないでしょうね。
それはさておき、プログラミング関連の記事ばっかりになっていたので、ちょっと理学療法士が書いているブログらしく、医療系の記事も書いてみようと思います。
ということで、今回のテーマは「再生医療」です。
どういうメカニズムなのか
ある番組で目にしたのですが、脊髄損傷で四肢麻痺だった人が、再生医療の治験に取り組むことで歩けるようになっていました。
8年という微妙な臨床経験ですが、それでも脊髄損傷になった人の身体機能が回復するということがどれほどの高いハードルなのかは理解しているつもりです。
だからこそ、脊損の人が歩けるようになったという事実に驚愕したんですね。
そもそもどんなメカニズムなのかが気になったので調べてみるといろいろ小難しいことが書いてありました。
なので、ぎゅっとまとめると「神経の素となる細胞を静脈からぶち込む」ということです。
語彙よ( ´∀` )
少し小難しめにいうと、間葉系幹細胞という細胞の赤ちゃんともいうべきものを自分の骨髄から引っ張りだしてきて、外で培養して育てて増やし、後でもう一度自分の体内に戻すっていう治療方法になります。
再生治療って何すんのってレベルの人にいうのであれば「ひたすら注射の繰り返しですよ」ってことですね。
なにも、背中を開いて骨や神経をこねくり回すってわけではありません。
札幌医科大学とニプロっていう会社が共同開発した治療ノウハウです。
ちなみにソースはこちら↓↓
再生医療で世界リードへ、脊髄損傷で初の実用化-透明性の確保重要に
脊髄損傷の治療に用いる再生医療等製品「自己骨髄間葉系幹細胞(STR01)」条件及び期限付承認取得のお知らせ
再生医療についての国リハの取り組み 再生医療リハビリテーション室の設置
ガンガン四肢麻痺、自発呼吸できないってレベルの人でも、呼吸ができるようになり、発声もできるようになったシーンを見てしまうと、もうすげぇなのひとことしかなかったですね。
神経系リハビリのパラダイムシフトが起こるかも
ほんとに、手技云々いっている場合じゃないでしょう。
よく、再生医療が普及したらリハビリなんていらないっていう意見を聞きましたが、僕個人はそんなことないと思っています。
むしろ、再生医療が普及しかけている段階が一番チャンスなんじゃないかなと。
再生医療っていっても、神経が再生しただけでは人の動きなんて見た目には大きく変わりありません。
その分、小さな変化でもスゴイということなのですが、日常生活はそんな小さな変化は待ってくれませんからね。
なので、その変化を最大化させるために、リハビリが必要になってくるんです。
再生医療が普及したら、これまで機能回復を諦めていた患者層の市場が一気に広がるでしょう。
ただ、回復にはタイムラグがあり、その過程ではやはり反復練習が必要になります。
そこで心が折れそうになる人もきっと出てくるはずです。
ダイエットが続かない人がいるのと同じですね。
機能回復のノウハウを持ったメンターが必要とされるときがあるのです。
その時に、セラピストが手を尽くせるかって話ですよ。
そういった付加価値の付け方も、ひとつの方法だと思います。
おわりに:早めに情報を仕入れておくべき
なんでも、アーリーアダプターになってマウントをとっておけば、その市場で有利になれるものです。
維持期のリハビリも、低空飛行でネチネチズルズル続けるリハビリから、フレキシブルに回るリハビリに変わるかもしれません。
早めに情報収集しておいて、ノウハウを作って、よりよいサービスを提供するための準備をしておきましょう。
少なくとも僕は、情報だけでも仕入れておきます。
だって、脱サラしてますからね。
理学療法士も情報戦ですよ。
目指せ、脱・情弱!
情弱脱出のために、ITパスポートの勉強もしときましょか!
いまのところ、内容わけわかりませんけどね(´;ω;`)
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