会社員経験はしておいたほうがいい話

会社員経験はしておいたほうがいい話

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。

脱サラしてガッツリ金儲けの妄想を抱いていましたが、さすがに自分の痛さ加減に気づいて職探しをしております。

個人事業主で副業作戦は継続していますがね。

ネットにはいろんな意見がみられますが、ふと自分の心に刺さった記事を見かけましたので貼っておきますね。

サグーワークスで見かけて知ったライターさんのブログです。

http://blog.livedoor.jp/gon6_sakyo/

この人の話、好きなんですよ。

やっぱり、ガチでライターされている人の意見は面白いですよ。

で、この記事をみて、会社員として働くことの意義について書いてみようと思ったので、以下にまとめてみました。

徹底的に自分の未熟さを思い知る

僕自身、社会人としてまだまだ欠落した部分が多いように思います。

ですが、一応組織の人間として勤めてはきました。

終わってみれば短い期間でしたが、中身の濃い時間でしたね。

組織人として、コミュニケーションスキルは欠かせません。

なのに、僕は専門学校を卒業した時点ではどうしようもないくらいのコミュ力不足。

前の職場には、路頭に迷っていた僕をたまたま拾ってもらったんですよ。

で、入職してからは自分の未熟さを思い知ってばかりの日々。

ずっと現実逃避ばっかりしていました。

毎日、自分の未熟さが嫌で仕方ありませんでした。

なのに、それを改善しようというモーションを起こせない。

現実を見ようとしない。

「僕は、何とかなっている」と思いたかったけれど、割とどうしようもない状況だったんだなと、今では思えます。

昔の僕がいるのであれば、とっととスマホを買ってたくさん調べものしろといいたいです。

もっとパソコンを上手く使って、自分なりにスケジュール管理をしろと、叫んでやりたいです。

具体的な努力の方法を知るのは、僕が入職してから何年もたって、後輩が入ってきてからでした。

僕より年下の後輩は、みななぜか上手く仕事ができているんです。

その時点でかなりみじめな思いがありましたね。

でも、ふと後輩が影でしている努力をみかけてしまったんです。

電話の前にきっちりシュミレーションしてみたり、付箋にメモをして自分の目につくところに残しておいたりしていたんですね。

それを見た瞬間衝撃が走って「あ、僕に足りないのは、こういった具体的な手間だったんだ」と、思い知らされました。

具体的な行動をするようになって、仕事のミスも減るようになって、人並み程度には仕事をこなせるようにはなったというのが、僕の8年間です。

そうやって僕は会社に育てられてきました。

その会社とは、正直喧嘩別れみたいになってしまいましたが、終わってみると、僕にとってはそれでよかったんじゃないかと思ったりしています。

だって、同じところで8年続けたってだけでも転職では高評価頂けるようですからね。

ありがたい話です。

「石の上にも3年」論がありますが、僕はそっち派ですね。

とりあえず最低限それくらいは続けてみないとわかりません。

優秀な人材であればそこまで経験積む必要ないのかもしれませんが、僕はそういった人材にはなれません。

分相応に、地道に、現実を見て必要なことを必要なだけまっとうするのみです。

人を見ることができるようになる

組織の中にいると、いろんな人を見ることができます。

表面上は仲良くしているようで、上手く仕事を誰かに投げていたり、おいしい所だけ手柄を持っていこうとしたりと、そういった人間性が仕事を通して見えてくるようになるんです。

よくわかります。

性格もそうですが、仕事に対するその人のスタンスというのが見え隠れするんですね。

仕事に向かった時のその人の挙動から、いろいろ透けて見えるんです。

「あ、コイツ、虚勢はっているな」「あ、これ逃げようとしてるな」

みたいなことがよくわかるようになります。

組織の中身がわかる

仕事を通して人を見る習慣を続けていると、自分なりに、どの人がリーダーで、どの人が働きアリで、働かないアリは誰なのかみたいなのも判断がつくようになるんです。

で、誰かが辞めたらその役割も移り変わっていき、だいたい予想通りに動いていきます。

予想するだけで、自分をどのように組織の中枢に食い込ませるのかというのは考えていませんでしたけど。

というのも、数さえ上げればある程度はどうにかなると思っていたんですよ。

でも、そういった働き方を続けてもその組織ではどうしようもないって思ってしまったんです。

一度失った信頼は、二度と戻らないんだなと、ある時点で諦めてしまったんですね。

無駄に組織の中身がわかるので、どれだけ自分の必要性が低いかもわかってしまったんです。

おわりに:現実も相応にみないとね

で、夢を追って仕事辞めたけど、そこでも現実を叩きつけられて、結局フラフラしていたという話です。

会社の中であれば、フラフラしている間もなく必死で働いていたんだろうなとふと思いますね。

もう、アラサーなんだから地に足をつけなければなりません。

口だけ達者で、やるコトやらないっていうのは、まさに自分の現状のことだと思ってしまいました。

「個人事業主いいよ」って主張しまくってますけど、やっぱり会社員もいいんです。

安定感は、大事ですよ。

何も持っていない人間は、とっとと働いて生計たてていきましょう。