個人事業主バンザイ!理学療法士の副業は業務委託が最強な件

個人事業主バンザイ!理学療法士の副業は業務委託が最強な件

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。

会社員への復帰を目指していますが、個人事業主としても水面下で活動を続けております。

ブログやプログラミングもその1つですが、それ以外にもリアルの世界でも働く予定です。

今回のテーマは、副業するなら業務委託がいいんでねーのってことなので、これについて突っ込んでいきましょう。

業務委託なら住民税で副業がバレない

副業をするパターンとしては大きく2つあります。

それは、アルバイトと業務委託です。

前者は、いちスタッフとして「給与」をもらいます。

なので、雇用主と従業員という関係性のもと雇用契約が成立してるんですね。

一方、後者は雇用というカタチではありません。

雇用主は、雇用主ではなく「顧客」になります。

業務委託では、個人事業主と雇用主は対等な関係で契約を結ぶんですね。

雇用主と従業員ではなく、顧客と個人事業主という対等な関係性になるんです。

「なんだそりゃ?ただの屁理屈じゃね?」

みたいに思う人もいるかもしれませんね。

でも、重要なのはここからです。

個人事業主には「給与」は支払われません。

「給与」ではなく、ただの「支払い」です。

雇用主から「仕事してくれてありがとう、ハイ」と支払われるのが、個人事業主の収益になります。

これが従業員だと「君はうちのスタッフとして頑張ってくれているから、税金のめんどくさい手続きとかはこっちで済ませておくね、明日も頑張ってね、ハイ」と、税金やら何やらが天引きされた「給与」が支給されるのです。

違いは、税金が引かれているか、いないかですね。

この税金があらかじめ引かれるのは「特別徴収」といって、会社員の給与はこの徴収方法がとられます。

それに対して、個人事業主は「普通徴収」で、収益から自分で税金を計算し、自分で税金を納めます。

「え、そんなのムリ!個人事業主めんどくさ!」なんて思うかもしれませんが、全然そんなことありません。

確定申告なんて、家のパソコンでワンパンで済みますよ、ワンパンで。

ワンパンは言いすぎましたね、多少てこずりました。

とはいえ、てこずったのはあくまで帳簿を管理することです。

きちんと勉強して、しっかり仕分けすればなんてことありません。

それさえしておけば、住民税から副業バレたみたいな残念な事態になることを防げます。

で、肝心なのは、理学療法士が訪問リハビリとかの副業をするときに、まず何をしておくべきなのかです。

それは、開業届を出しておくことですね。

会社員しながらでも、開業することは簡単にできます。

もう、秒でできますからね。

平日に休みをとって、税務署で必要書類をサラサラっと書くだけで済みます。

個人事業主としてのパスポートですね。

開業していれば、バイト先の担当者に「業務委託っていうカタチで契約してもらうことは可能でしょうか?」みたいな確認をしてみましょう。

それでOKをもらえれば、晴れて「給与」の枠からはみ出た副業収入を得るスタートがきれたということになります。

業務委託なら個人事業主なので節税できる

でも、お金を管理することを億劫に感じる人も多いでしょうね。

でも、理学療法士にとってお金の管理に慣れることは、お金を稼ぐことと同じくらい重要なことだと思います。

そもそも、会社員だけしかしていない人って、節税に対する意識が低くないですか?

少なくとも僕の知り合いは会社員がほとんどでしたが、経費云々の話なんてしても「はぁ?」ってな感じで、関心ゼロでしたよ。

でも、節税はめちゃくちゃ大事です。

まず、節税ってのをきちんと意識するだけで、学ぶことが急激に増えます。

節税を考えると、自分の事業活動においてどれだけの支払いを経費に充てるのかという視点を持つことができるようになります。

で、どの収益が課税対象で、どれが非課税なのかということも知ることができますよ。

ちなみに、退職金は一定金額を超えなければ非課税です。

決して安くはない金額でしたが、あれだけの収益が非課税っていうのはかなり助かりましたね。

ただ、退職金の通知が届いて何もせずに放置しておくと、その年の給与と合算されて税金でもっていかれます。

隙あらば税金ぶち抜こうと考えられた制度、恐ろしいですね。

それと、節税を考えると個人事業主としての活動は欠かせない要素だということもわかるでしょう。

ただ、個人事業主としての大きなデメリットとしては、失業保険を受けることができないってことですね。

まぁ、いざとなったら廃業すればいいだけの話ですから、直近で会社を辞める予定がない&こっそり副業でしっかり稼ぎたいのであれば、開業届は出しておくのがおすすめです。

ちなみに、僕自身は求職活動のなかで「業務委託というカタチで働くことは可能ですか」とある事業所の担当の方と話をしたのですが、即答で「大丈夫ですよ」とのことでした。

理学療法士は副業で稼ぎやすい状況にあるのかもしれませんね。

このバブルに乗っかって、稼げるうちに稼いでおかんと!

個人事業主は好きなことを事業にできる

会社員は、会社の業務にしか原則取り組むことができません。

パン工場なら、パンにまつわる業務、車の製造工場なら、車にまつわる業務といった具合に、やることが限定されていますよね。

理学療法士も、所属する組織の傾向から抜け出すことは難しいものです。

介護業界であれば、基本的に現役世代や子どもと関わることはありません。

なので、そういった若い人たちへの施術を経験するために、僕は自費診療のリラクゼーション業界に飛び込んだんです。

面白かったですよ。

もちろん、この自費診療は個人事業主としての活動です。

あとは、ブログや外注ライターでの活動も、個人事業主としてのそれですね。

ブログは後づけではありますが、少しずつ収益化できるようになってきています。

子ども、いや、小学生低学年の小遣いレベルの収益ですが、日々いろんなことを見聞きして、それを記事として昇華しているんです。

これは、立派な事業なんですよ。

プログラミングも、いずれ何らかのカタチで事業化できたらなって思っています。

まぁ、妄想ですからね、妄想。

でも、個人事業主になるだけで、発想が広がるんですよ。

面白いですよ。

おわりに:「給与」の無限ループから抜け出そう!

給与しかもらっていないと、働いている以外の時間をついつい無駄に浪費してしまいがちだと思うんですよ。

個人事業主になれば、業務時間以外でも、お金を稼ぐことについて考えなければいけないんです。

理学療法士のように先細りが見込まれる職業であるなら、なおさら考えておく必要があるでしょう。

理学療法士として生き残る戦略よりも、社会のなかで生き残るほうが重要ですからね。

生き残るためには、お金を稼ぐことが必須条件です。

給与から抜け出して、自分でお金と向き合えるように自分をリハビリしていきましょう!

え?他人のコトいう前に自分がしっかりしろって?

ごもっともです!