理学療法士がひとりで評価のスキルアップできる練習法

理学療法士がひとりで評価のスキルアップできる練習法

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。

会社員しながら個人事業主のWワーク生活を目論んでいます。

とはいえ、なかなか気持ちよく職場が決まらずの状況でありましてね。

早く足場を固めたいところです。

ところで、理学療法士の仕事には一定のスキルが求められますが、どんなふうに練習していいかわからないという人もいるかもしれませんね。

僕がそうでしたから。

なので、本記事では僕が考案したプチトレーニングを紹介しましょう。

何もしないよりは、マシなはず!

ゴニオを角度を見ずに5度刻みで動かす

理学療法士としての仕事では、関節の可動域をはかることが多いです。

正確には、角度を把握するということですが、理学療法士であれば角度に対して敏感になっておいたほうがよさそうですよね。

そこでオススメしたいのが、ゴニオを5度刻みで動かしていく練習です。

見ながら動かしていくと、5度っていう角度の感覚を掴むことができるでしょう。

で、慣れてきたら角度を見ずに動かしていくんです。

クイズ感覚で「だいたい○度だな」と予測していくんですね。

おそらく、最初は結構外れますが、クリカていくと当たるようになります。

狙い通りの角度までピッタリ動かせたときの快感を是非味わっていただければと思います。

角度がなんとなく感覚でつかめるようになったら、現場でも「あ、だいたいこれくらいだな」てのがパッとわかるようになりますよ。

普通にイメトレ

仕事は、イメトレに始まりイメトレに終わるといっても過言ではないと思っています。

いわゆる「心の準備」というやつですね。

これをしておかないと、リハビリの場合は患者さんの身体を不必要にペタペタ触ることになるかもしれません。

手つきの迷いは、患者さんにはめちゃくちゃ伝わります。

で、そうなると「コイツ、なんか頼りないぞ」っていう印象を与えてしまって、信頼感がなくなるわけです。

信頼感がなくなっちゃうと、もうリハビリどころじゃなくなります。

逆に、スムーズな手つきは、患者さんに安心感を与えるんですよ。

そのスムーズな手つきを作るためには、イメトレです。

めっちゃ自分の身体を触る

理学療法士になると困るのが「触診」でしょう。

「ここ触ってみて!痛いんだけど!」

なんて患者さんにいわれて「そうですね、ちょっと熱いですね」って返事しますよね。

そのときに、ちょっとはっきりわからなくてごまかしちゃった人っていう人はいませんか?

僕は、ごまかしちゃったことがありますよ、多々ね。

あと、左右差もさほどわからないこともあります。

なので、わずかに貼れているくらいの変化がわからないことがよくありました。

でも、訴えを否定することはできません。

かといって、わからないというわけにもいきません。

なのでその場で話を合わせておいて「気になるようならお医者さんにご相談ください」って仕事丸投げしていました。

こんな理学療法士にならないためにも、触診技術は身につけておきたいところです。

なので、自分の身体を触ってスキルを磨いておきましょう。

自分の身体を触るのと人の身体を触るのでは感覚が違いますが、何もしないよりかははるかにマシです。

しかも、自分の身体を触って確認することで、敏感な部分と鈍感な部分とがわかるんです。

触られて嫌な部分が直感的にわかるようになりますよ。

で、自然と解剖のイメージづくりもできますし、割とメリット多いです。

おわりに:評価はゲームです

評価を小難しくとらえてしまうと、とたんにつまらないものになります。

そうではなくて、ゲーム感覚ですれば自然とスキルはあがるんじゃないかなと。

動きをみて、予測しながらそれを答え合わせするっていう流れですれば、きっと楽しいですよ。

予測してそれがピッタリあうと、まぁ気持ちがいいもんです。

患者さんも喜びますしね。

練習方法も、工夫次第でどうとでもなります。 ということで、評価をゆる~く楽しもうと思います。