理学療法士は訪問リハビリなら需要があるよねって話

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。
理学療法士としてのまっとうなキャリアコースからは完全にドロップアウトしてしまいました。
協会からも脱会して、もう素知らぬ顔で過ごしております。
それでも、理学療法士としてお金を稼ぐ、生活の基盤を取り戻そうとしているんですよ。
脱サラしてガタガタになりましたからね。
で、クリニックで働く予定になったのですが、どうやらそこにはビジネスチャンスがあるかもしれないんですよ。
それが、クリニックでの訪問リハビリ立ち上げです。
ということで、いくつか僕の考えを主張してみました。
訪問リハビリなら看護師さんに頼らなくてもいい
訪問リハビリなら、設置基準にセラピストが食い込むことができます。
それだけリハの需要があるんですね、訪問リハビリの場合。
それに対して、訪問看護ステーションからのリハスタッフの訪問は、あくまで看護師さんの代わりでした。
看護師さんがメインで、僕らはほぼおまけなんですよっていう扱いです。
なので、リハスタッフの存在意義がほぼ皆無なんですよ。
で、実は、訪問看護はそもそもリハスタッフがいなくても、看護師さんだけで回るというビジネスモデルなんですね。
セラピストが代表になっているorリハビリに理解のある人が代表であれば雇用は守られるでしょうが、基本的に訪問看護でリハスタッフは必要ありません。
人海戦術で儲けようとするならありかもしれませんが、同じ人を雇うのであれば看護師さんを雇うほうがまぁ早いわけです。
それだけ看護師さんの需要が高くて、供給が間に合っていないってことでしょうね。
その穴埋めにリハスタッフがあるみたいな状況です。
あくまで、制度だけをみればの話ですよ。
事業所によっては、制度を上手く活用して独自の事業を展開しているところもあります。
なので、いくらでも戦略はたてられるんでしょう。
ただ、下働きオンリーのやっつけセラピストとっては、しんどい状況になることもありますね。
事業始めたもん勝ちみたいなところがありますかね、この辺は。
訪問リハビリならリハの需要あるんじゃないの(一過性とはいえ)
リハビリの需要は、ずっと長続きするもんでもないと思っています。
高齢者相手のリハビリなら、いずれはターミナルに差し掛かって医療・看護的な措置が必要になります。
だれしも、必ず訪れる局面があり、そこを支えるサービスは半永久的に消えないでしょう。
でも、リハビリはゴールがあります。
次々といろんな人をゴールさせるのがリハビリなのかなと。
そのゴールをなぁなぁでズルズル引きずるタイプのリハビリは、そりゃまぁ衰退していきますわね。
リスク管理なら、看護師さんを雇えばいいんですから。
そう考えると、少し長めのスパンで患者さんを回していく訪問リハビリでは、リハスタッフの需要があると思えてきますね。
ズルズルした訪問ではなくて、短期決戦です。
ズルズルもありかもしれませんが、価値を提供しているかって考えると微妙ですよね。
そうやってガチガチの制度からこぼれた人たちを、自費診療で拾っていくのはいい戦略かもしれません。
自費診療でみながらモニタリングしておいて、異常が見つかったら即受診促し、軽度の障害でゆっくり安らかな余生を過ごしていく…
こんなサイクルができたらいいですよね。
あ、リスク管理は看護師さんがするやんて話でしたが、理学療法士も絶対に意識しておいたほうがいいですよ。
おそらく、自費診療を始めたときにめちゃくちゃ重要になります。
むしろ、自費診療のメインともいえますね、リスク管理。
これからの学生・新人さんは介護要員にシフトしていく
いろいろニュースでも上がっていると思いますが、理学療法士の介護要員化はリアルにありえます。
シンプルに、介護スタッフは人手不足ですからね。
これを良いと捉えるか悪いと捉えるかは人それぞれですが、僕個人としてはいいことだなと思います。
リハと介護の垣根がなくなるのは、これはメリットしかありませんからね。
なんかお互いギスギスした話も聞きますが、もうちょっと業務の負担を減らすことができれば解決するはずです。
まぁ、お金の事情からあまり介護っていいイメージありませんけど、介護業界においては理学療法士こそド底辺の人材ですからね。
それが介護に必要とされる人材になれるっていうんですから、むしろありがたい話じゃないですか。
お金が欲しかったら、自分で事業すればいいんです。
なので、これからの新人・学生さんはどんどん介護の現場にでて、介護技術を身につけておいたほうがいいでしょうね。
きっと、それだけでも付加価値があがります。
ちなみに、介護施設でセラピストがガンガン介助を手伝うと、なぜか介護士さんやその他スタッフの人たちに好かれます。
皆と同じように、当たり前の業務をしているだけなんですがね。
なんででしょう?
おわりに:理学療法士トレンドにのって稼げるうちに稼いでおこう
いろいろ話が逸れましたが、なんせ訪問リハビリには理学療法士が食い込む余地があるよねって話です。
言いながら、僕は訪問看護にシフトしていっていますが…
なんでもお金稼ぎにはトレンドがありますが、おそらく理学療法士はまだギリギリトレンドに乗っかれている状況だと思います。
オワコン風は吹いていますけどね。
少なくとも、上がることはないはずです。
なので、居場所を作らないといけないんですね、自分で。
僕は、徒党を組むのは嫌いなので、個人でできることをしていきます。
そのための個人事業主なんですからね。
個人事業主こそ最強の副業です。
挑戦あるのみですよ。
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