焦って就職する人~不安にかられて焦ってもロクなことないです~

焦って就職する人~不安にかられて焦ってもロクなことないです~

どうも、脱サラ理学療法士のぼんぼりです。

この11月~3月って、就活生や受験生にとってはかなりしんどい季節ですよね。

人生を決めるような大変なイベントが、一気に押し寄せてくるんですから。

結構無茶な話だと思うんですよね。

国家試験の勉強もしながら、就職先も決めなければいけないんです。

周りも「就職どうなの?」「早く仕事先決めないと」なんて煽ってくるでしょう。

たしかに、そういった人たちはその人たちなりに考えがあるんでしょうね。

でもふと考えてみてほしいのです。

それ、ほんとにそこまで重要なコトなのかってね。

そのあたりについて僕の思うことを書いていきましょう。

#なんで4月に就職しないといけないの?

卒業を控えた学生とその家族は、こぞって4月入社にこだわっていることが多いように思います。

4月から働くために、焦って就職先を選ぶのです。

とりあえず就職さえできれば安心できるという考えもあるでしょう。

たしかに、社会に出て給料をもらうことを考えるのであれば、早ければ早いほどお金を儲けることはできます。

ひと月でも早く働きはじめられれば、ひと月分多く給料を得ることができますからね。

ただ、それだけの理由で就職先を焦って決めるのはどうなのでしょう。

じっくり自分の進路を考えてからでもいいと思うのです。

#そもそも、絶対就職しないといけないの?

リハビリ系の進路には、医療・介護・スポーツなどいろいろな分野があります。

それでも学生の多くは「まずは病院から」という考えを持っているでしょう。

とりあえず病院で経験を積むという考えで就職先を選ぶのです。

そして、そういった組織に認められなければ、落ち込んでしまいます。

ですが、そこにこだわる必要はないのです。

そこはちょっと気になっていた人がいたけど、振られちゃったのよくらいのフランクな捉え方でいいと思います。

絶対就職しなければならないなんてことはないのですから。

就職できなくてもいいのです。

それよりも、不安にかられて残念な就職をしてしまう方が問題でしょう。

経験を積むなら、アルバイトでもいいんです。

個人事業主になってもいいかもしれませんね。

とにかく、就職にこだわる必要はないのです。

#不安に負けると間違った選択をしてしまう

不安があると、何をしても上手くいきません。

不安につけこまれて、たいてい間違った選択をしてしまうものです。

不安という感情に負けて、冷静な判断ができなくなってしまいます

負の感情だけで物事を選んでしまうと、選んだ先もきっと負の感情に結びついたものが待ち受けているでしょう。

世の中、足元をみる人が多いですからね。

#まずは試験に合格することが先決!

試験は、自分の努力が成果に反省されやすいです。

一定のラインさえこえれば、資格という肩書きをゲットできます。

就活との同時並行でグダグダになるのであれば、まずは試験を優先することです。

焦って就活をしても、ロクなことになりません。

受験シーズンの雰囲気、勢いに任せて、一気に試験という壁を超えてしまいましょう。

勢いという波に乗ればサクッと超えられる壁も、波がなくなった途端超えられない壁になってしまうかもしれません。

#就職以外でも実績を積む方法はある!

勉強という観点で就職を考えているのであれば、少し考えてみましょう。

何を勉強したいのか。

それは何につなげたいのか。

それは、需要が見込めるのか。

それは、自分がしたいことなのか。

こういったことを考えると、必ずしも就職だけが実績を積む道ではないと思います。

むしろ、個人として実績を積もうと思えば、就職するよりも個人で活動したほうが具体的な実績になるのです。

会社に入って努力しても、その努力は会社が持って行ってしまいますからね。

IT関連など需要が高くて応用がききやすいスキルであれば、会社で社畜のような経験をしたとしても、フリーランスになった時に役立てることができるでしょう。

ですが、リハビリのフリーランスとなると、かなり活動の幅は狭いのです。

いろんな施設を掛け持ちするのか、整体などをするかなどでしょうか。

いろいろあるとは思いますが、どれも会社の中で働いた経験を活かすというものより、個人として働く現場でこそ身につくものだと思います。

それならいっそのこと、会社をすっとばして個人で活動するのもありなんじゃないでしょうか。

#リラクゼーションバイトはアリよりのアリ!

リラクゼーションのバイトは結構おすすめです。

僕自身、副業としてリラクゼーションに挑んできました。

そこで「もっと早くからやっときゃよかった」と激しく後悔したのです。

ただし、リラクゼーション業界自体は、かなりレッドオーシャンではあります。

まったくの無資格・未経験の人から、柔道整復師やあんま師といった人まで関わる層が多いのです。

整体や接骨院なんて、コンビニよりも多いなんてのも言われていますから。

ただ、療法士が参入するには結構いい環境だとも思いますよ。

#とはいえ身体の中身が見られる環境はうらやましい

これだけ就職に対して批判的な僕も、ひとつだけうらやましいと感じていることがあります。

それは、病院では人の中身を見ることができるということです。

これは、なかなか病院以外では難しい!

人の中身が見られれば、症状との紐づけもかなり精度が変わってくるはずです。

「レントゲン見る→症状見る」を繰り返して「症状見る→状態がわかる」につながりますからね。

まぁ、実際に分かったところで、施設の中では決定権はないわけです。

危ないものをしっかり危ないと指摘することができればひとまずはこと足りるかなと思います。

#勉強なんて、どこでもできる

いろいろ語りましたが、就職にこだわる必要はないですよ。

レントゲンとかMRIとかが見られるっていうくらいですかね?

こんなこと言ってると

「お前そんなこと言ってるからドロップアウトしたんだろ貴様!」

みたいな声が聞こえてきそうですね。

ハイ、そうです。

そこはもう全力で認めちゃいます。

ただ、僕みたいなはみ出し者でもなんとかなっているということを知っておいてほしいなって思ったのです。

将来を決めるのはすぐじゃなくていい。

超えるべき壁を超えてから、じっくり、真剣に決めたらいいです。

勉強なんて、どこでもできますから。

どうせなら、自分の進路にあった勉強がしたいもんですね。

試験勉強を頑張っている学生さん。

未来は明るくはないかもしれませんが、自分で切り開くことはできます。

自分と向き合って、壁を乗り越えましょう!