仲介手数料を避けた引っ越しを目論んだよ【仲介業者すっ飛ばしたつもりが結局仲介業者にぶち当たってた】

仲介手数料を避けた引っ越しを目論んだよ【仲介業者すっ飛ばしたつもりが結局仲介業者にぶち当たってた】

突然ですが、家賃が高すぎるので引っ越しました。

家計の約半分ほどが家賃と駐車場代で吹っ飛んでしまうので、これではちょっと荷が重すぎたんですね。

まじで貯金どころじゃないですよ。

で、早速検討したんですが、引っ越しには一時的にかなりの費用が発生するんです。

特にでかいのが、仲介手数料。

こいつをどうにかできないかと思ってある作戦を実行したところ、残念な結果に終わったので報告致します(泣)

ネットの物件はどこが管理してるの?

ネットで賃貸を検索かけると、SUUMOとかHOME’Sとかがヒットするんじゃないでしょうか。

僕も例に漏れず、そこにヒットして物件を見つけました。

んで街の不動産屋(大手不動産ネットワーク会社)の看板をふと見かけて、即突入したんです。

で、実際に物件を見てみたら、まぁナイスな内装、間取り、設備。

即日でも入りたいなと思いました。

が、仲介手数料のことが引っかかっていたので、その場では返事を保留にしておいたんですね。

その不動産屋の人に話を聞くと、僕が訪れた店は賃貸などの紹介会社であって管理会社ではないとのこと。

ネットに載っている物件は、紹介会社の名前が載っていますが、管理している会社は様々あるんですね。

たとえば、Aという紹介会社がB、C、D社の賃貸物件を管理しているってことです。

で、面白いのがA’という紹介会社もB、C、D社の同じ賃貸物件を管理しているんですよ。

どこの会社を通すかが違うだけで、たどり着くところは一緒なんです。

で、更に面白いのが、ネットからは物件の管理者がわからないということです。

たとえば積水や大東建託など様々な管理会社がありますが、ネットからはそういった会社の情報は得られません。

どこでわかるのかと言うと、不動産の仲介会社に聞くことで初めて知ることができるのです。

必ず仲介業者を通させる仕組みなんですね。

仲介業者への手数料は家賃1ヶ月プラス消費税

仲介業者さんは、家主または管理会社と借り主との調整係です。

内見とかの案内をしてくれるのは、だいたい仲介業者になります。

ニコニコ物件を紹介してくれますね。

で、いざ契約を結ぶとなった瞬間、彼らに報酬が発生します。

その瞬間、仲介手数料という搾取が成り立つんですよ。

物件によっちゃ、給料の半分かそれ以上持ってかれることもあるでしょう。

僕からしたら

え?何かしてもらいましたっけヴァナータたちから

てな感覚なわけですよ。

仲介手数料にはホントに納得いきません。

ということで、物件だけ見て後日改めて直接管理会社に問い合わせることにしました。

仲介業者をすっ飛ばしたつもりが

建物自体が大東建託だったので、直接大東建託の会社に連絡することにしたんです。

で、改めてその会社に行って、わざわざ2度目の内見までしました。

同じ大東建託なんだから、仲介手数料なんてあるわけがない…

そう思ってたんですが、いざ契約するとなったときに、キッチリ仲介手数料が抜かれているではありませんか!

どうやら、同じ大東建託でも、僕が行った会社はいい部屋ネットであって、その実態は紹介事業だったんです。

自分のリサーチ不足に愕然としました。

でも物件は良かったので、契約しましたよ。

え、仲介手数料どうしたのって?

もちろん払いましたよ、えぇ、払いましたとも。

得する仲介業者が変わっただけという結末でした。

おわりに:不動産業界は既得権益の所在が複雑です

賃貸物件は、その需要の高さゆえに誰が利益を持っていくのか、その収益構造など、ゴチャゴチャしていますね。

僕みたいな田舎ドロップアウト系理学療法士にはとても分かりにくくて困ります。

なんか、人が少なくなって需要減るとか言われてますが、単身世帯とか独立する世帯が増えているので賃貸の需要はまだ減りにくいらしいっすよ、業者さんいわくね。

分かりにくさの中にひっそり潜む搾取構造に、自分でしっかり気づいて対策を練る必要がありそうですね。

やっぱ、田舎に安くで家建ててのんびり暮らしがいいんかなぁ〜