セラピストが偉そうにするのはほんとにないよねって話

どうも、脱サラ(狙い)理学療法士のぼんぼりです。
切迫した事情のため、サラリーマンへの復帰もやむなしということになりました。
それにしても、サラリーマンへの復帰が割と簡単にできるってのは超絶ありがたいですね。
これが一般企業なら、そうはいかないはずです。
「え、きみ30にもなって、何をもって転職しようとしているの?」みたいな、分厚い壁があるように思います。
理学療法士の8年と、一般企業における8年って、違いますよね。
社会人としては激アマだけど、再就職には困りにくい理学療法士は、まだ恵まれているのでしょう。
でも、だからといって決してお偉い仕事をしているわけじゃないんです。
性格には、お偉い態度をしていい仕事じゃないんですよね。
本記事では、理学療法士という仕事を客観的に眺めてみます。
あ、ちなみに、今回の記事で200記事目に到達したんですよ、地味にね。
これからも地道に続けていきますよ。
記念に、少しダラダラ語っていきたいと思います。
Googleさんも言っている「キミは…医者じゃないよね?」
2017年末にあったGoogleの「医療・健康アップデート」では、多くのサイトが壊滅することになりました。
それ以降、ブログの記事更新の頻度が著しく下がってしまったという人がいます。
僕も、あるブロガーさんの記事をずっと追っていたのですが、すっかり更新頻度が少なくなってしまったので、ほとんど見ることはありません。
「理学療法士 ブログ」とかで検索しても、学校や病院などが運営しているブログしか出てこないという状況です。
一般の人からしてみれば、医療機関が後ろ盾にあるサイトなので信頼しやすいとは思いますが、僕からしてみれば、何ともつまらない状況になったなとしか思えません。
理学療法士がいち個人としてどのような考えをもって働いているのか、どのように人生をデザインしていくのかっていう、その過程こそが面白かったのに、上がってくるのは基本的に「医療・健康にまつわる情報」だけです。
面白くはないんですけど、世間一般からみた理学療法士の適性な評価でもあるのかなとも思いますね。
「やたら健康について語ってはいるけど、あなたは医者じゃないんですよね?」っていう問いかけのようなGoogle神のアップデートです。
これが世間の総意やぞといわんばかりの。
でもまぁ、たしかにそうなんですよね。
医者でもないのに、何を語っているんだって、そう思われるのは至極当然かと。
自分の資格に誇りをもってなんていうけれど、これはそういった次元の話じゃないんですね。
理学療法士は、もっと実質的な地位の低さを自覚したほうがいいのではってことです。
だから、自分の仕事を「えらいことをしている」なんて堂々と人に語るなんて、あってはいけないんですね。
間違っても、他人の仕事に口出ししてパワハラまがいのプレッシャーをかけるなんてこと、あってはならないんですよ、きっと。
実習や養成校で教員や先輩セラピストが、やたらにマウントをとって学生や後輩を責め立てる文化を刷り込んでしまっているんじゃないでしょうか。
たしかに、根性は身につくのでしょうけどね。
でも、そういったしいたげられた経験が、理学療法士としての仕事に悪影響を及ぼしているような気がしてならないんです。
もしかしたら、地位の低さに気づいて絶望しつつ、やり場のない不満を後輩にぶつけているのかもしれませんね。
鶏が自分より弱い鶏をいじめるのと同じ理屈です。
そう考えてみると、やたらめったら怒ってくる上司って残念な人だと思いませんか?
そうなんです、あなたの上司や先輩も不安で仕方がないんですね。
なので、温かく見守ってあげましょう。
そうすることでしか、自分の立ち位置を保つことができないんですから。
ということで、今後転職先で横柄な人がいたら、こんな思考で脳内消化してやろうと思っています。
これで、パワハラも怖くない!
ヘコヘコして、ノウハウだけ盗んでやればいいんです。
仕事は、盗むもんですよ!
介護業界における理学療法士の地位の低さも自覚しているか
「病院勤めで忙しかったし、介護の現場とか正直楽勝っしょ」みたいに、なめてかかるセラピストは多いことでしょう。
実際に口では言いませんが、そのような考えを持っているんだろうなっていうセラピストはだいたいわかります。
で、そういう人に限って上から目線の屁理屈屋なんですよ。
で、そのスタンスで現場に入って、陰でクレームもらいまくっているという状況になるんです。
でも、その人自身は自分のやり方が正しいと信じ込んでいるので、やり方は変えないんです。
で、いつのまにか全然訪問に行かない人になっている。
でも、周りからは指摘しにくいんですよね、下手にキャリアがあるから。
そこから、きちんと現場に合わせて振る舞える人ももちろんいますし、そういった人には頭が下がります。
そういった人がもっと増えればもっといい仕事になるのになぁとも思います。
そもそも、介護現場においてはリハビリ職って必須じゃないんですよ。
看護師や介護福祉士は、施設基準を満たすために配置することが必須です。
でも、理学療法士は、いてもいなくても同じなんです。
替えがききますから。
同じコストで雇えるのであれば、看護師を雇うでしょう。
ということで、基本的に、介護現場にリハビリ職は必要とされていません。
あくまで、付加価値を付けるための存在です。
介護においては、理学療法士はおまけなんですよ。
なので、介護業界で自分の居場所を作ろうとするのであれば、しっかり制度の勉強をしたほうがいいんですね。
あと、現場のスタッフや多職種、家族の本当のニーズを把握するスキルも必要です。
理学療法士としての知識や技術うんぬんよりも、いかに全体的な介護サービスを動かせるかというマネジメントスキルですね。
介護では、リハ職の個人プレーはほぼ必要とされていません。
それが、現実です。
本当に、コスト面からしても、偉そうな理学療法士は燃費の悪い労働力なのです。
この大前提を理解したうえで、仕事の取り組み方を考えていく必要があるでしょうね。
「いや、介護でも、訪問看護は個人プレーだし、リハビリは必要とされているよ」
こういった考えももちろんあるでしょう。
必要とされているところもあります。
ただ、その需要も一時的なトレンドのようなものだと思います。
リハビリは、介護においてインフラとはならないんですよ。
なので「介護スタッフに動作指導する」なんて上から目線の考え方をもっているようでは、どこかでつまづくことになるでしょう。
介護スタッフと足並みをそろえて、利用者はもちろんのこと、介護スタッフの業務を助けるというスタンスがちょうどいいと思うんですよね。
ほんと、偉そうにしている理学療法士を見ていると、残念になります。
「いや、介護職の人より、あなたたちの方が地位低いからね!」って叫びたくなるんですよ。
理学療法士なんてのは、ただの「健康マニア」なんですから。
医者じゃなくて。
そこを勘違いして、高圧的な態度をとってしまう人に対しては、本当に嫌悪感しかないですね。
そういった意味では、医療・健康系のアップデートは、お偉い風を装っている業界人にとってはいい薬だったかもしれないです。
偉そうにしている人はほんとにそこでしか通用しない人
職場で偉そうにしている人に限って、実は弱い人というのは、おそらく間違っていないでしょう。
本当に強い人は、むやみやたらに力をひけらかすようなことはしないでしょうから。
基本的に、偉そうにしている人っていうのは、追い込まれているんだと思います。
表面的には余裕があるように見えますが、実のところ、自分に何もないのがわかっているんですよ、本人も。
自覚が薄い人でも、なんとなく偉そうにすることで自分の立ち位置を確認したがっているんです。
そう考えると、偉そうな人を見てもかわいらしく思えてきませんか?
そうやって偉い人を冷静に見ていると、本当にどうしようもない状況なんだなというのがよくわかります。
それしかできることがないので、そこで威張り散らすしかない。
その威張り散らせる状況に、慣れてしまっている。
結果、自分の幅を狭めてしまっているんですね。
そして、淘汰されるんですよ。
なので、今、お偉い人に虐げられている人、安心してください。
今、あなたをバカにしていじめている人は、近い将来確実に後悔することでしょう。
自分が実質的には何も成していないことに絶望して、やがて自滅していきます。
そのときに、少し離れた距離からその人を見ると、何とも残念な気持ちになるとともに、晴れやかな気持ちにもなると思います。
「あ、自分のいた世界って当たり前じゃないんだな」っていう事実に。
その事実と冷静に向き合い、残念な人を横目にみながら自分の生活を営んでいくんですよ。
そこからが勝負です。
なんて、脱サラ生活を中断して会社に逃げ込もうとしているヤツが何言っているんだって話ですよね。
はい、自分でも何言っているのかわかりません。
ただ、なんか、わけもなく無性に思いっきり叫びたくなる時ってあるじゃないですか。
今、そんな気分です。
差別化をするなら思い切って異業種に取り組んだ方が面白い
差別化を図るために、同じ業界の知識を深めるっていうやり方はどうなのかなって思っています。
そもそも、そこまで専門的な知識が必要とされる現場ではないので、知識はそこそこあればいいでしょう。
知識を使って、物事の問題点を見抜き、トライ&エラーを繰り返すっていうスキルのほうが重要です。
研究職や教職ともなれば別ですが、まぁ競争が激しい狭き門といえますね。
協会が推奨している○○認定療法士っていうのも、どこか自己満足の響きがするのは僕だけでしょうか。
まぁ、不勉強な僕が何言ってんだよって話ですけどね。
そこに力を注ぐヒマがあるのであれば、もうちょっと別な差別化の仕方があるんじゃないかなと思います。
たとえば、パソコンのスキルは磨いていてもいいかもしれないですね。
ブログを運営するだけでも、ライティングのスキルはもちろん多少なりともマーケティングスキルもつくでしょう。
そこからプログラミングなんかもかじっておけば、仕事のリスクヘッジにもなるし、将来的にプログラミングがインフラになってもすんなり馴染めると思うんですよ。
ITリテラシーのある理学療法士となると、少し競合が減るかもしれないですね。
それに加えて面白い挑戦を積み重ねていけば、それなりに付加価値のあるサービスを提供できる人材になっているかもしれないですね。
理学療法士ほど、異業種の情報収集しておくべきでしょう。
それでもまだ仕事にはさほど困らないのが理学療法士
どれだけ将来性がないだの必要とされていないだのとはいえ、やっぱりお金については安定感のある仕事ではあると思います。
なんせ、保険診療ですからね。
医療保険・介護保険というバックボーンがあるのは、かなりデカいです。
で、理学療法士がまだ加算の上で役に立っているのは、介護よりも医療なんでしょうね。
医療における運動療法加算は、リハビリ職でしかとることはできませんから。
介護では、リハ職は替えが効く存在ですけど、医療においてはまだ理学療法士は必要とされているところもあります。
あくまで、制度的にですけどね。
それでも、医療保険からリハビリが弾かれようとしている流れはあります。
維持期の外来リハビリの廃止なんかは、もうダイレクトに「もう介護で面倒みてもらったらいいじゃないの」っていうお国の方針が見え見えですよね。
結果が曖昧なものには、お金は出さないってわけです。
ビジネスの世界は厳しいですね。
わかりやすいものに、お金は引っ張られるんですよ。
だから、数字にこだわるんですね。
ただ、個人的には、人の身体みたいなナマモノを無理くり数値化するっていうのもちょっとコスパ悪いんじゃないかなって思います。
特に、ADLなんかは数値化しても「で?」っていうレベルじゃないですか。
いくら評価されていようが、結局自宅の生活環境の中で動いてもらって、そこでの動作が成立するかどうかっていうことになるんですよね。
あくまで、参考にしかなりません。
ちゃんと勉強している人がみればもっと役立てることができるのかもしれませんが、無理やりお国が数字という結果にこだわるから仕方なく数値化している感が否めないんですよ。
もうこうなってくると、評価ってなんやねんって話になってきますけどね。
すいません、もう自分でも何言ってるのかわからなくなってきました(;´Д`)
おわりに:理学療法は自分の身体に役立てよう
少なくとも、理学療法士っていう仕事を生業にしている人は、自分の立ち位置を本気で見つめ直す必要があると思います。
必要とされていないっていう自覚があるかどうか。
その必要を創り出す覚悟があるかどうか。
その必要性は、人に訴えてもおそらく理解してもらえるものではないでしょう。
なので、自分の身体を広告塔にしてはどうかと。
せっかく専門知識を持っているんだから、自分の身体に還元したらいいんですよ。
なので、手技系の知識に傾倒しちゃっている人は、その恩恵を受けにくいでしょうね。
自分の身体のコンディショニングもできないのに、なんで人の身体に物申せるのって話ですよ。
自分の身体が一番の説得材料です。
なので、僕は日々筋トレにいそしんでいるわけですね。
今日の僕より、明日の僕のほうが一ミリでも三角筋がパンプアップしていることを願って筋トレしています。
もうね、筋トレあるのみですよ、筋トレ。
筋肉は裏切りません!
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気づいたら、約5000文字も書いていましたね。
疲れたので、休憩がてら動画でもみますか。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
今後も、ぼんぼりをよろしくお願いいたします。
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