40歳前半で半分FIREを目指す【ゆる退職】

40歳前半で半分FIREを目指す【ゆる退職】

ひっさしぶりのブログ更新です。

本業に忙殺(そこまで忙しくはないが心理的に余裕なく、休日はひたすらダラダラしてしまっていた)されて何も手につかない状況ですね。鬱。

ところで、最近やたらこの本がいろんなブログで紹介されていたので、ついポチッてしまいました。


FIRE 最強の早期リタイア術最速でお金から自由になれる究極メソッド【電子書籍】[ クリスティー・シェン ]

読んでみてかなり面白かったかつ希望が湧いたので、少しかいつまんでお伝えしましょう。

FIREと4%ルール

そもそもFIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの略語でして、ザックリ言うと「はよ引退して自由になりましょ」てな意味合いです。

社員だろうがフリーランスだろうが、好きでもない仕事から逃れられないってのはツラいですよね。 

でも、「経済的に自由になるって一部の富豪くらいじゃね?」なんて思考が横切ってしまいます。

そんな疑問に具体的な目標を教えてくれるのがこの本なんですね。

ほいで、そのキモとも言えるシステムが「4%ルール」

このルールは、自分の年間支出×25の資金をインデックスファンドで運用すれば実質配当金による不労所得生活を実現できるってものです。

例えば、生活費が月20万なら6000万円。

んー、6000万円…僕の理学療法士としての収入だけでは、とてもですが貯まらないですね…。

でも、収入よりも貯蓄率だと本書では断言されています。

どゆこと…?

自分の支出と収入を考える

月20万円の出費になると、FIREするには6000万円必要。

この数字だけみると吐き気がしますが、これは生活費を抑えることでかなり軽減します。

ここから家賃やら通信費やら頑張って節約して5万円生活費から浮かせたとしましょう。

そうなると、月15万円の支出となり、必要金額は4500万円まで下がります。

1500万円違いますね。

とはいえ、まだまだ4500万円、しかも運用資金の元本としての資金を蓄えるのは、とてもじゃないですが追いつきません。

そこで、「部分的なFIRE」の出番です。

たとえば、月20万円の出費がかかっているのであれば、3000万円あれば半分の10万円をサポートに充てることができます。

すると、実労働で稼げばいいのは月10万円。

パート勤務で十分に達成できる金額です。

仮に月10万円の貯金ができるのであれば、20歳から働き始めたと過程すれば25年で達成できます。

45歳でセミリタイアできますね。

月20万円の貯金ができれば、30歳から貯金を始めても42歳でセミリタイアできることになるんです。

65歳で定年することを考えれば、23年も早く自由度が上がるってこと。

パートであれば会社員のように過度に縛られることもないし、個人事業主のように無法地帯に投げ出されることもありません。

ちなみに、生活費を下げればもっとリタイア資金のハードルは下がります。

ひとり暮らしで月5万円の支出に抑えられれば、FIREに必要な資金は1500万円。

手取り20万円で15万円ずつ積み立て続ければ、8から9年で達成できます。

かなりキツいですけど、収入を月100万円とかに爆増させることに比べればまだ現実的ですね。(?)

(まだ)情熱で仕事を選ばないってどゆこと?

FIREの実現には、収入よりも貯蓄率が重要です。

しかし、収入があればよりゴールを早められる=FIRE達成しやすくなるのも確かなこと。

その点、筆者は仕事選びではやりがいよりも収益性にコミットしています。

コンピュータエンジニアですね。

だいたい年収手取りで1000万円オーバー。

からの鬼貯金でミリオネアになっています。

幼い頃から本を読みまくって過ごしてきた筆者は、物書きになりたかったのですが、収益性を計算してエンジニアの道を選びました。

FIRE後は自由に物書きをしていますが、それまではあくまで「稼ぐこと」にコミットしています。

やりたいこと、自分の情熱に従うことはFIREしてから。

そういった意味での(まだ)なんです。

おわりに:まずはお金を貯めることから

よく「好きなことで生きていく」「やりがいのない仕事なんてしたくない」というフレーズが見かけられますが、まずは経済的な地盤を築き上げることです。

正直、介護業界での理学療法士はそんなに儲かりません。

まだ安定はしている仕事ですが、国の状況によりバタバタ変わります。

なので、個人でいろいろ副業やら起業やらで種銭を作ろうとしているんです。

とりあえずやりがいは置いといて、淡々と鬼貯金。

まぁ、会社と合わなさすぎてメンタルやられるくらいならサクッと転職しましょう。

僕は引き続き貯金も貯筋も頑張ります!