どんどん会社員の個人事業主化がメジャーになってきている
どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。
少し前ですが、気になる記事がありました。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00005/071800034/
どうやら、タニタ食堂が社員の個人事業主化を推奨しているようですね。
働き方改革の活路のひとつとして選ばれそうです。
で、僕も断然これに賛成なわけでして、それについて今回はお話していきますね。
会社員として使われるだけの人材にならない
どういったカタチであれ、人がお金を稼ぐとなるとそれは商売です。
商売であれば、シビアな話利用する人と利用される人の2種類しかいません。
で、このどちらかのバランスで心のすり減り度合いが変わります。
利用されすぎると、心がボロボロになりますね。
おそらく、会社と社員という立場である以上、社員は会社に利用されるしかないです。
いくら福利厚生を謳っても、その福利厚生を上回る利益があるからこそ実現できているだけでして、余裕がなくなればそんな福利厚生はあっさり捨てられるでしょう。
福利厚生よりも、利益になる事業にお金を注ぐはずです。
もちろんこれは極端な話ですが、会社員である以上は会社の意思決定に従わざるを得ないということなんですよ。
個人の事情や利益なんて後回し。
とはいえ、会社に雇われるということはある種セーフティネットでもあります。
社会保険や厚生年金は折半してくれますし、個人事業主よりも基礎控除が高めなのも会社員ならではですね。
会社員は圧倒的にリスクが少ない。
そのかわり、会社に絶対服従ですよってことです。
そんな状況をさけるためには、会社に100%依存してしまわないということが必要になります。
依存から生まれる強弱関係
自分の生活をすべて会社員としての収入に依存してしまうと、会社と対等に付き合うことができなくなります。
大きな大きな借りを会社に作ってしまうわけで。
依存すればするほど、会社に対しての立場が弱くなってしまいます。
立場が弱くなると、利用されるんです。
上手く利用されるのであればまだしも、一方的に搾取されるような関係性は健全ではないでしょう。
会社はこちらの弱みをとことんついてきます。
その弱みを握られれば、そこを疲れていう事を聞かざるをえない状況になるんです。
弱みっていうのは、たいていがお金。
だから、副業して心にいくらかの余裕を持たせておくことは間違いではないんですよ。
依存ではなく共存
僕が理学療法士・社会人1年目から5年目くらいは、会社のいいなりでした。
会社の要求に対してはイエスしかいいません。
なので、有給もほとんどとっていませんでした。
会社に身を捧げていたというか、会社に縛り付けられていたという状況です。
当時は「僕はここでしか生きていけないんだ」「一生ここで働き通すんだ」なんて思っていました。
当時の自分に、三角締めでも極めて目を覚まさせてやりたいですね。
会社に依存すんなと。
会社に依存しないようにするにはどうすればいいか。
それが、会社員の個人事業主化です。
稼ぎたければ会社と業務委託契約をしてしっかり労働に見合う報酬をもらうんです。
もしかしたら、自分のアイデアを会社が買ってくれるかもしれません。
そうなると、個人事業主としての最初のお客は会社になるということも十分あり得ます。
会社に使われるのと、会社を顧客として扱うのとでは次元の違うお話ですからね。
片方は何の実績も残りませんが、個人事業主として会社と取引したというのは間違いなく実績になります。
そういう意味もあって、会社とは共存関係にあることがベストなんじゃないかなと思いますね。
おわりに:自分が仕事をしているという意識を
会社に仕事を振られて、惰性でこなす人もいるでしょう。
というか、僕がそれでした。
で、同業者の自己満足セミナーでお金と時間を溶かしていたんですね。
この一連の行為において、自分のメインはなにひとつ存在しません。
僕みたいな惰性社員になっている人がいるなら、ノリで開業届を出してしまいましょう。
ひょっとしたら、少し気持ちが変わるかもしれませんよ。
会社に対しても、ちょっと気が強くなれるでしょう。
っていう話でした。
それにしても、なんかいいアイデアないかねぇ~。
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