介護福祉士の賃金アップなるか?従事した年数が10年たつともらえる加算がある

どうも、脱サラ理学療法士のぼんぼりです。
ドロップアウト目線で、日々いろいろなニュースを眺めております。
本記事で取り上げるのは、介護福祉士の給与アップについてです。
なんで介護福祉士の給与があがるの?
どういった仕組みで給与があがるといわれているのか?
それは、新しく加算というものが増えることによります。
イメージとしては、お国から支払われるボーナス項目が増えるといった感じです。
その名も「処遇改善加算」
介護に関わるスタッフの待遇を少しでもよくしていくために、お国からもらえる加算です。
お国だけでなく、利用者さんにも少し負担していただくことになります。
そのため、新しく処遇改善加算を取り入れるとなると料金体系が変わるので、いろいろと手続きが必要です。
インフラを整える手間はありますが、基盤が整えば継続的な収益増加が見込めますね。
勤続10年から業界10年へ
この制度変更は大きいでしょう。
勤続10年となると、同じ事業所で10年も拘束されます。
さすがに、これは厳しいでしょう。
それが、介護業界で10年間働くというハードルであれば、かなり達成しやすくなるでしょう。
セラピストも処遇改善してくれはいなかなぁ~
処遇改善加算が従業員に行き渡っていない現実…
しかし、この処遇改善加算、必ずしも従業員に恩恵をもたらしてくれるのかというと、そうでもない現状があるのです。
というのも、経営側がこの処遇改善加算で得た利益を還元してくれないことがあるのです。
まったく還元されないまではなくとも、少ししか給与に反映されないという人もいるかもしれません。
特に、個人の事業所ではお金の回り方がブラックなところも多いでしょう。
従業員自身が処遇改善加算について知らないと、加算だけ事業所がもらうなんてこともあるかもしれません。
このように書いていると、かなり被害妄想が強い人間に思われるかもしれませんね。
しかし、知らないというだけで、いくらでも損をする可能性があるのです。
知らないだけで、何年も思考停止して働き続けていると、貰えたはずのものがすっぱりなくなっているという事態にもなり得るのです。
どうか、やりがいの搾取の被害に遭わないためにも、自衛の術を身に付けておきましょう。
その第1歩が、お金と制度について勉強しておくことです。
お金周りのやりとりについては、その事業所の中の決まりが当たりまえなんて思ってはいけません。
「会社は疑うくらいでちょうどいい」「自分の身は自分で守る」というのが、僕の8年間の教訓です。
※本記事のソース
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no584/
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