会社員は会社に投資をしている

いきなりですが、会社で働くってことがどういうことなのか考えてみました。
お金のためって言われりゃそれまでだし、確かにそうなんですけどね。
ただ、お金をもらう代わりに自分が何を提供しているのかって話で、そこの考え方についてつらつら書いていくことにします。
こういったことを学生時分から意識しておけばよかったのになぁと、後悔ですね。
ただ働くのは思考停止
確かに、働いているとげんなりする瞬間はありますよね。
特に、積み重ねのない仕事だと余計です。
どんどん自分の時間が消費されている気がしますよね。
移動中の信号待ちでふと目を瞑って、何も考えたくなくなるときもあります。
サラリーマンは粛々と働いてさえいればいいなんて意見もあるでしょうが、それでも時間の消費はなかなかいじらしいものです。
だからこそ、働きながらも自分の資産を積み重ねないと次につながらないんですよ。
しんどくても、ブログ書いたり動画作ったり、副業したりってのはそういうことなんですね。
いつまでも労働者のラットレースから逃れられない。
そうでないといつまでも自分たちの時間を取れないまま一生を過ごすことになるんです。
本当に大切にしたい家族をないがしろにしないといけない仕事なんて、もってのほかですよ。
家族あっての仕事ですから。
だから、働きながらも常に労働者からの脱出策を考えておかないといけないと思うんです。
どっぷり環境に染まってしまえば楽になれるんでしょうけど、それだとやっぱり先細りでしょう。
会社だってボランティアじゃないんですから、なおさらですよ。
僕だってもし自分が経営者なら、人を雇うなんて手間のかかることしたくありませんし。
正社員なんてコスパ悪すぎますもん。
結局、雇われる側は雇う側のさじ加減一つでどうとでもなってしまうんです。
そんな綱渡りに依存しないように、自立できるように、自分で考えて行動していくべきなんじゃないかなと思うんですよね。
ただ単に受身で働いているのは思考停止ですよ、やっぱり。
自分が会社に労働力と時間を投資している
働くっていうのは、経営者に対して自分の労働力と時間を投資するということです。
リターンとして得られるのが給与ですね。
その給与も、自分の手元に来る頃には税金が無条件にしょっ引かれています。
このように、会社選びにおいても投資的な考え方は応用できます。
給与の高い事業所を探しているのであれば、シンプルに利益率の高い事業をしている会社を選べばいいんですから。
そう考えるとやたらめったら施設をおったてて経費をダラダラ垂れ流しているような事業をしているような会社は避けた方が良いでしょう。
あ、事業がやたら幅広くて給料が不自然に高いところは、結構キツめの労働環境である可能性があるので注意ですぜ。
投資に対するリターンをどう得るか
会社員として働くことで得られるリターンは、主に3つ。
お金とスキル・ノウハウと人脈です。
お金は当たり前ですよね。
働く上での大前提ですから、お金の上でのトラブルがないように気をつけましょう。
具体的には、しっかり入社時に条件を確認しておくなどです。
あとは、会社の全体としての利益構造と現状を把握し続けるということが肝要かと。
で、仕事をこなしていくうちにスキルも身に付きます。
基礎的な社会人としての労働スキルだけでなく、専門スキルまで様々な経験が積み重なるでしょう。
これは、普段の問題意識をどれだけ深めるかで何倍にもなります。
いい加減な仕事をしていては、スキル資産構築としてのメリットがあまり得られないでしょうね。
たとえ不本意な業務であっても、自分なりにテーマを、できるだけ楽しめるようなテーマを持たせて取り組むことで見え方も変わりますよ。
新人の頃は嫌いだった事務作業も、割と抵抗なくできるようになりました。
たぶん、どこの職場にいってもさほど事務作業でキツイと思うことはないと思います。
これがいいのか悪いのかはわかりませんが(笑)
人脈については賛否両論ですが、僕自身の考えとしては多いにメリットのある資産と思いますよ。
会社員としての人脈というよりも、セカンドビジネス的なやつです。
たとえば、同僚に〇〇会社の会長の息子がいたとかだと、まぁ強力なコネになるでしょう。
そうでなくとも、ちょっとパソコンに強い同僚であれば教えてもらうこともできるはず。
もちろん、社内の人脈なんて人脈と言えるほどのものでもないと思うかもしれません。
でも、その人脈は会社を辞めたときに威力を発揮するものです。
もしかしたら、新しい仕事のチャンスにつながるかもしれませんしね。
おわりに:会社選びはパフォーマンスを考えて
会社で働くことは、その会社に時間と労働力を投資するということです。
経営者側からすれば、使役しているという考え方が強くなるかもしれません。
でも、僕らが会社に投資しているという視点を忘れないようにしましょう。
それが、自分に軸を持たせることに繋がります。
パフォーマンスを考えて、主体的に仕事に取り組みたいもんですね。
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