本当の社会勉強とは【高齢者に学ぶ】

本当の社会勉強とは【高齢者に学ぶ】

どうも、ドロップアウト系理学療法士のぼんぼりです。

訪問看護の仕事に復帰してぼちぼちたちますが、やっぱり引きこもってばかりいたときより刺激が多いですね。

ネットサーフィンしていたときに比べて、いろんな話が聞けます。

で、やっぱり高齢者の人たちの話は含蓄がありますね。

特に、元経営者または現役の会長、社長の話を聞けるのは貴重です。

ということで、今回は社会勉強について書いていきます。

学校では教えてもらえない

利用者さんとの話で僕はこんな悩みを持ちかけました。

それは、僕ら専門職は、学生でも専門分野しか勉強してこなかったので社会のことを全然知らないということです。

社会人になって世間に放り出されてからはじめて自分の至らなさに気づいたと。

そういうと、その方はこう言いました。

「それは誰も一緒なんだよ。学校では、社会について教えてくれない。本当の勉強は、人と人とのつながりの中で気づくということなんだよね。だから、自分が気づくしかない」

僕は「気づく」ということが学びだと理解しました。

なかなか当たり前のことのようで、案外できない「気づく」

こういった気づきの大切さは、確かに学校では教わった記憶はありません。

とこがで先生が言っているかもしれませんが、そういった記憶がさほどないのであまり強く言われなかったんだなと思っています。

まぁ、言われても気づくかどうかは本人次第ってところもあるので、結局は自分が気づくしかないってことですね。

知らない人はずっと知る由もない

この、気づくということは、些細なことですが、長いスパンでみると大きな違いになります。

仕事場で何を求められているのか、これを履き違えていた僕は、かなり残念な新人時代を過ごすことになりましたしね。

リハビリの勉強ではなく、制度とか看護とかもそうですし、そもそもお金の勉強をしておくべきでしたよ。

あと、もっと筋トレしとけばよかった…

ただ働くんじゃなくて、自分なりの強みを磨いておくことが必要だったんですよ。

社会では、自分が商品なんですから。

その付加価値を磨くということの重要性に気づかなかったんです。

その必要性に気づかずに、ただ働き詰めでいると何も残らないんですよね。

それを、職場を辞めたタイミングでやっと気付かされるという。

会社の盾がないと、自分という商品に価値なんてないんですよ。

自分をどう売り込むかってことに気づいて、早いうちに自分の強みを磨きましょう。

僕は、とりあえず筋トレしときます。

コミュニケーションは必須

で、もっと大事なのがコミュニケーション。

これがきちんとできていないと致命的です。

ある程度業界知識があっても、コミュ力がグズグズだとどこにいっても信用を得られません。

このコミュ力には、現在進行形で悩んでいますが、社会10年近くしていると初対面の人とでもそこそこに会話が成立するようにはなりました。

そこからやっといろんな話を聞けるようになったんです。

で、自分の無知さにげんなりするばかりですよ。

「あ、俺何も知らねぇんだわ」

「え、知らないうちに損してない?」

なんていろいろ気付かされるわけですよ。

ネットの情報も有用なものがありますが

やっぱりリアルな体験談は違います。

時代は違えど、結局は人相手の商売ですから、本質は変わらないんです。

自分をどう売り込むか。

そのスタイルは、自分で作り上げていくしかありません。

そこにコミュ力は必須です。

おわりに:縁に感謝する

以上のことについて教わることができました。

起業前とは見え方が違いますね。

利用者さんには、個人事業主の人がたくさんいます。

激動の昭和をどうやって乗り切ったか。

そういった経験談の中には、令和の生き方のヒントが隠れているかもしれません。

縁を大事にして、時代の変化を乗りきっていきたいもんですね。

おじいちゃん、おばあちゃんの話はしっかり聞いておきましょう。