いきなり極端なタイトルですね。
脱サラ理学療法士っていう距離を置いた立場だからこんなことが言えるのかもしれません。
ただこんなこと言っちゃうと、お偉い方たちから「何を言ってんだこの青二才がぁ」なんて思われそう…
この業界で8年ほど働いていましたが、僕は、かなり意識低い系のセラピストとして働いていました。
というのも、リハビリの勉強って、その多くが自己満足の世界に終わっているんじゃないかなって思うんですよ。
それに、勉強したところでそれが収入として自分にリターンがあるのかというと、ほとんどないでしょう。
本記事では、僕が実感したリハビリの勉強に対する意見をつらつら述べていきます。
#訪問の現場では「細かいリハビリの知識」は雑学に過ぎない
僕は、一時期専門学校で助手のバイトをしていました。
その時によく学生さんで「筋肉の起始・停止が覚えられないんです」なんて言って困っている子たちをよく見かけました。
それを見るたびに、「あぁ、それ暗記しても意味ないんだけどね…」なんて思っていました。
ただ、助手なんで対したことは言えずじまい。
そのかわり、イメージがつくように筋肉の説明はしていたんですけどね。
他にも、生理学や病理学の細かい、それはそれは細かーいところがわからなくて頭を抱えている子もいましたよ。
はっきり言って、その知識たちは現場では使えないですよ。
というより、現場で問われるのはそんな基礎学問じゃなくて、もっと表面的な部分になります。
そこを一生懸命暗記しようとしている子たちをみながら歯がゆい思いをしたバイト時代でしたね。
利用者さんたちにとっては、リハビリの知識なんて安心のための材料のひとつに過ぎませんし、それを知っても本当に納得して生活に取り入れてくれる人はもっと少ないです。
#専門知識を使うのは対利用者じゃなくて同業者のみ
細かい知識がある程度求められるのは、同業者との会話です。
リハビリ業界では、会話においても医療的なネタの会話の機会が多く、それに合わせられないと
「不勉強」「仕事ができない、何も知らないヤツ」
なんていうレッテルが貼られてしまいます。
タチが悪いスタッフになると、さも当たり前かのごとく専門用語を乱発して会話のマウントを取ろうとしてくるのです。
ほんと、リハビリ業界にはこういう知識をひけらかす連中が多いですよ。
ちなみに、そこで筋肉の起始停止がどうとかいう話にはなりません。
#スタッフと円滑にコミュニケーションをするための情報収集で十分
勉強という言い方が問題なのかもしれませんね。
勉強じゃなくて、情報収集です。
あくまでスタッフとスタッフの仕事に溶け込める程度の情報収集で十分です。
そして、新人の内はバカになったほうがいいですね。
表面的なことは情報収集で知っておくべきですが、あまり突っ込んで把握しきってしまうと上司の入り込む余地がなくなってしまうんですね。
僕はこれをはき違えて、一点集中型の勉強スタイルをとってしまっていたのでどんどん煙たがられていました。
あまりに偏った勉強をしてしまうと、周りと話が合わないんですよね。
で、知っていることについては必要以上に話してしまうから煙たがられます。
新人のうちにこれをしてしまうと、致命的です。
周囲の状況を見ながら、何について知っておけばコミュニケーションがとれるのかってのを重視するべきでしょう。
これができていないと、煙たがられるだけじゃなくて、自分の勉強が仕事に繋がっていないことからミスを連発してしまいやすいのです。
新人のうちは努力の方向性が間違っているということが少なくありません。
僕自身、思い切り間違っていました。
要は、周りのスタッフに合わせた情報収集をしていくほうが、無理なく環境に適応できるってことですよね。
このほうが、断然効率がいいと思います。
僕自身はこれを実行せずに失敗して、後輩たちは上手に失敗せずに順調に働いていました。
#リハビリの勉強よりも、仕事の勉強をしたほうがいい
自分の仕事をどうやって確実に仕上げていくのか。
どうやってタスク管理するのか。
こういった努力をするほうが上手くいくんだろうなって痛感しています。
一生懸命マニュアルセラピーの勉強をするよりも、自分のスケジュール管理やカンファレンスなどでのコミュニケーション力を高めていく方がよっぽど重要です。
独りよがりの勉強をして、いつのまにか職場に居場所がなくなっていました。
ただ、ちょっとした除痛のスキルは身につきましたけどね。
それでも、そんな限定的なスキルは、現場では十分発揮しきれません。
なので、リハビリの勉強じゃなくて、仕事の勉強をするんですよ。
仕事の勉強をしておけば、自己満足でなく確実に仕事の成果が上がります。
僕は、ミスってドロップアウトすることになりました。
個人事業主は、お金の保障がないので不安しかありません。
やっぱり、会社員として働くのが無難に平和に過ごすコツなのかなとも思っています。
それでも、飛び出したからにはやるしかないとも思いますね。
あぁ、まだアドセンス審査のことを引きづっているぼんぼりです。
リハビリに限らず、どうかこれから頑張ろうとする人が、僕と同じような失敗を繰り返さないことを願うばかりです。


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