保険の勉強でぶちあたった税金問題… 総合課税と分離課税の違いを知って焦る
医療保険とか生命保険の勉強をしていると、それとセットでついてくるのが税金の知識。
保険と税金は関係性が強いです。
保険料控除とかがわかりやすい例ですよね。
本記事では、保険の勉強で税金の仕組みを知って、かなり焦ったということについてお伝えします。
いや、これ、ほんと、知っていないと損するからね。焦るよ。
これを知っておけば、働いて働いて収入を得るということの残念さがわかります。
ある一定の収入がある労働者は高い税金を払わないといけないんですよ。
#アバウトに理解してもらえたらいいんです!アバウトで!
先に断っておきますが、定義や具体的な数字についての詳細な説明はしません。
まだ、僕は専門家じゃないんでね。
あくまで、まったく知識のない人が
「あ、そんな感じなのね」
みたいなアバウトな理解を得られる程度に説明しようと思います。
そして、できればこの記事を見たことがきっかけで
「やっべ、これ知っとかな損する。調べてみよ」
てな具合で自発的な行動を促すことができればいいなという考えですね。
特に、自分の専門分野しか興味がない、偏りがち、とらわれがちな人たち向けです。
この記事を見てくれた人が、税金の仕組みについて興味をもってもらえればそれが僕にとってのゴールになります。
イメージでいいんですよ。アバウトに、イメージで理解しましょう!
物事を学ぼうと思えば、まずはざっくりとした全体像を持っておくことが大事ですよ!
具体的な数字を教えてくれる情報はいくらでもありますから!
気になったら、後で自分で調べましょう!その方が、自分の身につきますからね。
脱サラ理学療法士の視点からお伝えすると、リハビリの学生さんや新人さんにも見てほしいです!
お金の常識を知らないリハビリセラピストは、臨床でははじかれますよ!
頼りないって言われないためにも、ちょっと勉強していきませんか?
#所得をいっしょこたん!総合課税って?
前置きが長くなりましたが、総合課税についてですね。
これは、自分の収入を全部まとめた上で、税金を計算するっていうことです。
代表的なものは給与ですね。
会社員やパートとして得た給与などの収入は、基本的にまとめてしまいます。
そのまとめた収入に対して、どれくらいの税負担が適正なのかを計算するのが総合課税です。
この総合課税は、収入が多ければ多いほど損をするように設計されています。
仮に、1億円売り上げがあったなら、その半分くらい(40%だったかな)は税金でもっていかれます。
これ、お金=労力で考えると、自分の労力が半分ほどまるっと徴収されてしまうってことなんですね。
労力=時間、身体的・精神的負荷であり、これを無条件で差し出すことになります。
しんどくないですか?これ。
不労所得にならまだしも、汗水たらして手に入れたものをさらっともっていかれてしまうってのは…
これ、どうなんでしょうね。
ちなみに、働き方改革で副業がブームですが、アルバイトとかの掛け持ちとかだと、総合課税で税金が計算されます。
会社員が副業する場合、年間20万円以内であれば税金はかかりませんけど。
それでも年間20万円てね!月1~2万円程度ですよ。
年間なら、100万円までの副業収入を非課税にしてほしいもんですね。
はい、説明ってか、グチになりますね。
なんせ、総合課税は働いて稼げば稼ぐほどお金が逃げていく仕組みになっているのです。
中間層が、一番損をするようにできていますね、これって。
なんか、働き損のような気もしますね…
#配当所得には一定の税率しかかからない!分離課税がお得なのはナゼ?
働いて給与がもらうとそこに税金がかかります。
お金が動くと、その過程でどこかにこぼれるのです。
それは、給与ではないお金にも同じことが言えるのですが、給与とは違う税金の計算をします。
たとえば、株などの資産運用で発生した配当金には、一律で20.315%かかるんですね。
総合課税とは分けて計算されます。
これが、分離課税です。
これがどういうことかというと、税金の仕組みは不労所得者に対してやさしいってことですよ。
仮に株の配当金で1億円の収入があった場合、それにかかる税金は2割程度になります。
一方、働いて1億円を売り上げると、半分もっていかれます。
片方は汗水たらして手に入れたお金。
片方は、寝ていても入るお金。
労働者が損するようにできているんですよね。
分離課税は、他の所得とは分けて計算されるものです。
ちなみに、配当金の税率は一律ですから、さほど儲けが多くない人にも、大資産家たちと同じように2割の税金がかかります。
#仮想通貨の利益が雑所得になったことで地獄を見ることになったでしょう!アレですよ!
2017年は、空前絶後の仮想通貨バブルでした。
一時期、1BTC(ビットコインの単位=ビーティーシー)が200万円台に乗るなど、まさに一獲千金。
しかし、その年9月に国税庁が仮想通貨の利益による収入を、雑所得に分類するという通達をだしたことが地獄につながったのですね。
雑所得は、総合課税ですから。
たしか、換金した時点で税金がかかるっていう決まりになっています。
1億円利益が出た人がいれば、それを換金した時点で5000万円くらいの税金が発生するっていうことですね。
換金のハードル高すぎですよね。
それでガチホ(換金せずに仮想通貨のままキープ)していた人は、そののち年末から年明けにかけて起こる暴落でトブという結末です。
自分の資産をぶち込んだ人や、仮想通貨FXなんかでレバレッジかけていた人たちにとってはまさに地獄。
某仮想通貨取引所のNEM580億円流出事件もあいまって、加速的に市場価格が下落しましたね。
僕も、一時期ちょっとしたゲーム(サルを飛ばすやつです)で1ドル分だけ仮想通貨をゲットしました。
でも、今はウォレット(インターネット上の財布みたいのもの=暗号形式で管理される=パスワードの文字自体にお金をしまいこむみたいなイメージ)は完全に放置してますね。
#生命保険の一時金は総合課税!医療保険の給付金は非課税!
保険金にも税金ってかかるんですよ!
保険料の税額控除だけじゃありません。
入院の給付金とかには税金はかかりませんしね。
こういったことも知ったうえで契約しないと、あとで後悔するかもしれません!
それこそ、一時金には税金かかりますが、継続的な年金は非課税っていうのもありますよ!
#お金のある人がどんどん資産運用にシフトするのは、必然じゃないですか?
このような税金の仕組みから、労働で財を成した人たちはどんどん資産運用をしています。
資産運用で得たお金の方が税金が安いってことは、すでに知っていることでしょうから。
総合課税か分離課税かという分類は、税金対策上、確実に把握しておくべき内容ですね。
・労働でもなんでもいいからまずは元手を貯める
・資金が集まれば、投資に回す
・配当所得で節税しながら暮らす
みたいな生き方が、コスパがいいんでしょうね、きっと。
下働きだと、経営者にも搾取されますしね。
誰だって、できることなら楽がしたいもんですよ。
そういったネチネチしたところから抜け出せた人が、職人になるんでしょうけどね。
職人さんは素晴らしいと思います。
でも、そういった人たちが損をしているのも現実です。
職人にやさしい仕組みになったらいいのになと思いますよ、ほんと。
ただ、僕は生活がかかっていますので、貪欲に収入を狙いますけどね。
脱サラ理学療法士は、勉強するしかありません。
学び、あるのみです。
焦りますね。
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